歯もサッカーを楽しむみたいです!?-Dental Vision Journal
皆さんこんにちは!「もがき歯科医院」です。(当医院のLINE公式アカウントはこちら→「LINE@」です!よろしくお願いします!)
皆さん下の写真をご覧ください。歯のレントゲン写真ですがなんかサッカーをしているように見えませんか?人の足のように見える部分が歯の根(歯根)です。通常大きな奥歯(第1大臼歯、第2大臼歯)は根が3本ありますが、このように曲がっているケースはあまり診たことがありません。(写真はDental Vision Journalより)
このような歯が神経をとる(抜髄)ような大きな虫歯になると治療がとても大変です(歯医者泣かせ!)。通常神経をとった後は根の治療(根管治療)を行い、神経が入っていた管(根管)の部分に神経の代わりの詰め物(根管充填剤)を根の先まで詰めます。(下の写真の黄色の〇を参照してください)
しかし根がまるでサッカーボールを蹴る足のように曲がっていると、根の先まで神経をとること、治療をすること、そして神経の代わりの詰め物を根の先まで入れることが困難になります。
神経の代わりの詰め物が根の先まで詰められないとどうなるのか? それはまた歯肉が腫れたり痛みが出る確率が多くなってしまいます。(下の写真の赤〇を参照にしてください)(写真はDental Vision Journalより)
まれなケースですが、皆さんの中にもこのような「奥歯」の方がいるかもしれません。虫歯にならないように注意して下さいね!虫歯予防の基本は毎日の歯磨き、そして定期健診です!
もし虫歯に気付いたら早目早めの治療をおすすめします!!もがき歯科医院